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よくある質問

外断熱と内断熱。どっちがいいの?

現在の住宅は断熱材を施工しますが、その断熱材を壁の外(柱の外側)に張りつけるのが外断熱(外張り断熱)、壁の内側(柱の中)に断熱材を充填するのが内断熱です 基本的に、高断熱にしようとする考えはどちらも同じです。  ではどちらが良いか?

残念ながらどちらも一長一短があり、絶対にこっち!! っと言うことはできません。 当社は内断熱施工ですが、一番の理由としては、外断熱の場合、壁の中、床下(基礎の中)、天井裏(つまり人間が普段生活する範囲外、立ち入ることができない場所)までが暖房空間となり、非常に無駄な光熱費がかかります。逆に内断熱の場合は実際に人間が生活する場所、つまり床がある場所のみを暖房するため無駄がないのが一番の理由です。なにも人が入れないとこまで暖めることないじゃない!っということです。

一昔前に内断熱は壁内結露がひどいと言われたため、外断熱が急速に普及しましたが、当社に言わせると、ただ単に、知識、施工技術がないだけ、もっというと施工ミスなだけで、確かな知識と、高度な技術があれば、グラスウール充填でも壁内結露は起こりません。

また、外断熱は防蟻処理を相当確実に行わないと、断熱材がシロアリのすみかとなり、隙間風ピューピューの寒い家となってしまいます。特に基礎の外に張りつけてある断熱材は非常に危険です。

どちらにしても施工者の技術、知識、経験によって大きく性能が変わるため、どちらのが良くて暖かいとはいえません。

選ぶ基準としては、断熱性能(Q値)、気密性能(C値)で考えたほうが良いと思います。